2010年10月4日月曜日

映画の時間感覚

とにかく僕は音楽が好きなので、気分転換に音楽を聴くことが多い。

一曲4分くらいでお手軽だし、すぐに世界を変えられるところが音楽の魅力の一つである。

それに対して映画を観ることは、時間がかかるからと敬遠しがちになっていた。

しかし、俳優をやっている弟と話した結果、映画に対する見方が変わってきた。

人の人生を2時間ばかりで表現してしまう映画というものは、本当は効率的な創作物だと考えが変わってきたのだった。

音楽だったらテンションは変えられるかもしれないが、人間の根底の意識を変えることは中々難しい。

結局、2時間ばかりの時間を作れない自分に原因があったといっていいだろう。

映画をゆっくり観るくらいの余裕が、自分の人生に欠けているということなのだ。