2010年4月29日木曜日

歴史とは何ぞや

最近、日本史の大まかな流れをまた一から勉強しなおしました。


事柄の流れはより一層分かったのだけど、求めているものと何か違う。

 


知り合いに民俗学を勉強している人がいて、たまに話をすることがあります。

彼から、歴史学と民俗学は同じようで、違うというのを聞きました。


歴史学は事柄に、民俗学は人に焦点を当てているのだと。


そして、彼は民俗学の話題の一例として、伝説上の天狗という存在が、どのように人間の間に生まれて、どのような流れで今のような鼻が長くて赤い顔になったのかという話をしてくれました。


しかし、これも求めているものとは何か違うのです。


僕が知りたいのは、歴史の中での大正デモクラシーでもなく、大正デモクラシーが人間にもたらしたものでもなく、日本が浮かれ、とまどっている時に、我関せずで飲んだくれていた長屋の半兵衛の目を通した大正デモクラシーなのです。

 

 

やはり想像して、勝手にお話を創るしかないのでしょうか。

 

 

半兵衛の話

 

「そうだね、牛肉ってのはちょっとかたいんだね。何だか俺は靴底を食ってるみてえで性には合わねえんだよな」

2010年4月22日木曜日

維新

最近ドラマの影響か、明治維新の真似事をやりたがっている人が多いように感じます。

 

維新みたいな人々の動きは、大きなエネルギーがどうしようもなくあふれてしまうような流れであって、人為的に起こすことではない。

 

今の政治家の中に坂本竜馬はどう見たっているように感じられません。

 

いるとしたら、政治とは関係ない分野の人でしょう。

 

もしかしたらあなたの会社にいるかもしれないし、世間で一回つぶされたあの人かもしれない。

 

とにかく、現代の社会において、旧江戸幕府の考え方をしている人はもう古いということです。

 

あいまいな表現ですいません。

 

こんな感じで続けていきますので、よろしくお願いします。

2010年4月19日月曜日

問いと答え

中学高校と答えばかりを追求することを求められてきたので気づかなかった考えかたに出会いました。

人間千差万別ですから、考えていることは人それぞれで、それを一つにまとめようとすると莫大なエネルギーが必要になります。

僕も最近までは、集団を一つにまとめる方法を探ってばかりいた。

 

 

しかし、最近出会った考え方。

「問いを共有できた時点でもう万々歳なのではないか」

何が問題なのか、どこがおかしいのか、どうしたらいいのか、何故そうなるのか。

 

 

そこらへんを同じように感じていたら、もうそれだけで十分有難いことなのではないか。

後は各人勝手にやってください、ということでいいのではないか。

 

そのためには、答えの選択肢を増やすことが必要です。

問いを共有して、後はそれぞれが選んだやり方をこなしていく。

 

 

この先の日本に、もっと多様性と選択肢のある状況が生まれてくれば、もっと面白くなっていくと思います。

2010年4月12日月曜日

無縁社会

日本からはどんどんコミュニティがなくなっている。

ムラがなくなり、地域のコミュニケーションの場がなくなり、人間同士のふれあいの場合がなくなってきている。

 

 

うちの所にはあるという人は分かっている。

この話は、東京の、しかも若者の話。

 

 

日本では一時期、個性の尊重が叫ばれた。

自分を大切にしよう、あなたはこの世でかけがえのない唯一の存在だと。

僕はその流れを、いぶかしげに見ていた。

 

 

だって、個性なんて、当たり前の話だからだ。

生まれてきた時点で、かなりの競争を経てきた、立派な存在だ。

もうそれはとてつもなく有難いことなのだ。

それを再び個性だと強調しても、何を言っているのかと思った。

 

 

海外では、行き過ぎた個人主義を見直す風潮が広まっているらしい。

日本の会社制度や、和の心といった考え方が積極的に取り入れられているらしい。

 

 

しかし、日本では全くその逆を行っている。

日本に脈々と流れてきた全体への奉仕の心、和の心、そんなもんは自分にとっての利益にはならない、バカバカしいといった流れになってきている。

 

 

欧米と日本とどちらが正しいのかはわからない。

でも個人主義の上に、集団の和を見直そうしている欧米の形は社会の完成形のような気がする。

 

 

そして日本は、バラバラになった個が自分の利益だけを求めてさまよっている、無の社会になっていきそうな気がする。

 

 

このまま国がつぶれていくんじゃないかという知り合いもいるが、僕はまたコミュニティを人間は作り直していくのだと思う。

2010年4月2日金曜日

カジバノロンブンスタート

このブログでは、カジバノバカジカラでは扱えないような真面目で硬めの文章をつづっていきます。

読んでくれた人が何か考えるきっかけになればいいな。

 

 

僕は毎日考えるということをやめることができません。

むしろ考えることをやめてしまうことの不安にとりつかれていると言ったうがいいかもしれない。

 

 

普段思ったことを簡単にまとめて書いていこうと思うので、軽い気持ちで読んでください。

 

 

扱う内容はとにかくこの世の中の事象全て。

コメントなどを通して、色々な意見の交換が広がり、気づいたら面白い場所になっていればいいなあと思います。