2011年4月29日金曜日

金のためなら

WIRED VISIONの記事より。
「金のために人を傷つけられるか」:実験結果


この記事によると、人間は金のために人は傷つけたくはないと言葉では言うらしい。
だがしかし、実際に金が絡んでくると、そうも言っていられない生き物だという。
当たり前のことを言っている。


この実験では被験者が金をもらうたびに、別室にいる人間に電流が流される。
そして実際に、電流を流された人の顔がモニターで見えるようになっている。
これはまだ、救いがある実験だ。


現代社会では、電流を流された人の顔が見えない。
金のために何か他の人間に対して悪影響が及ぶことをやったとしても、その人々の顔が見えないようになってきている。
巧妙に、何層もの手続きが施され、正体が見えないようになっている。
素人にはまったく見当がつかないシステムが作られている。


やっぱり、電流を流される人の顔が見えたら、どんな人間だってためらうはずだ。
その生の顔が見えなくなっていることが問題である。
顔が見えるようなシステムを作っていくこと。
そして、巧妙に隠されている、システムの全体を解き明かして自然な状態にもっていくことが、これからの我々に課された使命だ。
ちょっとそう思ったのである。

2011年4月27日水曜日

エネルギーの未来

404 Blog Not Foundの記事より。
電気も沸かす時代へ - 書評に代えて - 「燃料電池」のキホン


この記事によると、10年後には風力、太陽光とともに燃料電池、天然ガスの技術が進み、原発の解体もある程度進んでいるだろうとのこと。


無駄なエネルギーを発生させず、効率よくエネルギーを使っていくこと。
これからの未来、エネルギーの発生方法と利用に関しては、人々の目がシビアになっていく。
そして、人類にとって有害な物質が、なるべく出ないようにすることも大切。


僕みたいな素人には、もうそれは太陽光発電1本でいいじゃないかと思ってしまうのだけど。
やっぱり制作、設置のコストや、電力への変換効率などを考えると、まだ実用的ではないらしい。


本当にクリーンなエネルギーは、一体何なのだろうか。
太陽光か。
もしかしたら、電気以外のエネルギーが発見されるかもしれない。
それまでは、人類にとって、色々問題があるのは仕方ない気がする。
みんなでよくしていいくしかないのかな。

2011年4月25日月曜日

ストレート?

Slashdotの記事より。
米MLBでロボットが始球式を務める


野球シーズンの到来。
日本では斎藤佑樹投手のこれからが注目されていたりします。
ルーキーながら、堂々としたマウンドさばきでした。


そんな中、アメリカのメジャーリーグでは、ロボットが始球式に登場したみたいです。


映像を見ると、ロボットがものすごいストレートを投げる…かと思いきや、途中でワンバウンド。
バッティングセンターよりしょぼい…。
何だか、ロボットも、まだ大したことないんだなあと妙な安心感を感じてしまいました。


キャッチャー役のマスコットが志村けんだったら、もう少し面白くなっていたことでしょう。

2011年4月22日金曜日

前かがみが元凶

ライフハッカーの記事より。
前かがみになっている自分を客観的に認めることが姿勢改善の第一歩


この記事を読んでいて、思ったのは2つ。
 
 
まず一つ目。
前かがみになっている自分の姿勢を客観的に感じることの大切さ。
普段の行動習慣は客観的に見てみないとなかなか意識することができません。
これは、鏡を使ったり、人の振りを見たり、話を聞いたりして改善していくしかない。 


普段パソコンに触れる機会が多くなってきた現代では、前かがみになる時間が極端に多くなっているはずです。
問題なのは、その時間の中に、立ち上がる動作の時間があまり含まれていないこと。
長時間の立ち仕事も危険ですが、長時間の座り仕事も同様に健康にあまりよくないでしょう。


そしてもう一つが、座った姿勢の動作の途中に、積極的に立つ動作を入れていくということの大切さ。
座りの合間、合間に立つ動作を挟み込んでいくということ。
 
 
僕は自宅では極端に、座っていることが多い。
ソファに座っていると、なかなか立ち上がることができない。
その座りの時間が長いことが非常にまずいなあと思ったのです。
ソファより少し背の高い、イスに座るように生活を変えました。


客観的な視点をいかにして取り入れていくか。
「俺は俺だ」のスタイルは、意外と間違っていることが多いものです。

2011年4月20日水曜日

地球儀

DESIGN WORKSの記事より。
さまざまなアートで彩られた地球儀「Imaginenations」


そうなんだよなあ。
この地球儀みたいに、世界各国がカラフルに彩られていたら、もっと世界に目を向けられるようになっていたかも…。


昔あった水色一色の地球儀は、なんだか気持ち悪かった。
こういった小さなことから、デザインの力で教育を変えてくれい!

2011年4月18日月曜日

我慢の限界

ライフハッカーの記事より。
「トイレに行きたいのを我慢している時の方が正しい決断ができる!?」という実験結果



これは面白い発見かもしれません。
何かを我慢しているときのほうが、目先の利益にとらわれずに済むということなのでしょうか。



人生なんでも我慢が必要です。
我慢の時期が多すぎるけど。



でも大事な会議の時などにトイレに行きたかったら、それはそれで大切な決断をしてしまいそうですが。



社員「社長、決断を今すぐお願いします!」
社長「えっ!そうだね(そんなことよりトイレに行きたいのだが)」
社員「社長!お願いします!」
社長「よし!それで行こう!(もう知らんわ…)

2011年4月15日金曜日

直感の精度を狂わせるもの

Lifehackerの記事より。
やめられない悪い癖を見直せば、自分の直感を信じられるようになる!


人間どうしてもやめられないものがあります。
僕の場合はタバコだったり、夜更かしだったり。
健康に害がない場合はいいのですが、度重なる蓄積の中で、健康に被害が及んでしまっては行き過ぎです。


現代ではインターネットが発達し、様々な情報が世の中にあふれているので、判断を鈍らしてしまうことが多いのではないかと思います。


そんな時に頼りになるのはいつの時代でも、人間の直感です。
むしろ、一つの情報より、自分の直感のほうが精度が高いでしょう。


この記事で言われているように、やめられないものが人間の直感をゆがめているのかもしれません。
不健康な生活によって、直感の精度が鈍っているのかもしれないと、気づかされました。


みなさんも、直感の精度を高めて行ってください。

2011年4月13日水曜日

行動経済学

BLOGOSの記事より。
原発のトラブルは何故過剰に恐れられるか ‐ 細見ちひろ


記事でも取り上げられていることは、特別な事態に限ったことではないだろう。
日常生活においても、リスクマネジメントという考え方は十分に活かすことができる。


行動経済学とは簡単に言えば、従来の経済学に、人間の心理からの解釈を加えたような学問だろうか。
僕はまだ勉強中で、経済学の基礎も分かっていないが、行動経済学はこれからの学問として、非常に面白そうな分野である。


日常生活においてもリスクをマネジメントしないと、僕のようになる。
後から考えるとどうでもいいようなことに不安を感じたり、目先の利益にとらわれて、後々後悔したりする。


行動経済学の観点から考えても、間違った情報に左右されることは、人々にとって非常に有害である。
情報があふれる世界で、行動経済学を有効に使っていくことは、よりよい生活の助けとなるだろう。

2011年4月11日月曜日

レゴブロックの未来

REUTERSの記事より。
レゴ社は、なぜハッカーを愛するのか


レゴブロックの開発にはハッカーが関わっているそうである。
オープンな開発。
これぞまさに時代の最先端の商品開発といえよう。


僕も小さな頃に、レゴブロックにはまった。
自分のアイデアで、モノをゼロから組み立てていく。
アイデアの構築や、発想はレゴブロックで培われた部分が非常に大きい。
その発想力は、現在大したことに活かされていないが。
モーターがついた時にレゴは終わったと思った。自分の頭の中で動かしてこそのレゴだからだ。
現在のレゴは進みすぎている。


記事にも紹介されているように、レゴに全く興味のない人からのアンケートによって、商品を開発していくのは面白い。
レゴの枠組みにいる人にはないアイデアが出てくる可能性があるからだ。
Mr.Childrenのレゴを作るという発想は、おそらく開発サイドからは出て来ない発想だろう。


これからの商品開発は、今まで全くその商品に関係のなかった人をいかに取り込んでいくか、いかに関係なかった人のアイデアを形にしていくかの段階 に入っている。
インターネットの発達によって、別ジャンルからのアイデアの取り込みもやりやすくなってきた。
新しいアイデアの賭け合わせが全世界規模で起こってくれば、非常に面白い世の中になっていくだろう。

2011年4月8日金曜日

がん治療最前線

NEWSポストセブンの記事より。
がん治療最前線の温熱療法「専門医が知らない」で設置率5%


僕は病気にはならないと思っている。
しかし、やっぱりがんになるのは怖い。
日本人のがんの罹患率は50パーセントに登るという記事をどこかで見た。
二人に一人。
それはすごい。


最近は医療技術の発達によって、自分の細胞から、新たな器官を作り出すことができるようになってきた。
IPS細胞というモノである。
自分の細胞を使って、移植を行うので、安全性も高いと思われる。
その技術を知ったときには、少しだけ安心した。


この記事には、IPS細胞などの考え方とは、また違った技術が紹介されている。
温熱療法の一種である。
詳しくやり方は分からないが、この考え方は、臓器を移植したりするより、さらに自分の体に優しいだろう。
体内温度をコントロールして免疫力を高め、がん細胞に打ち勝とうとする姿勢は、エコである。


まだ国内で色々問題があって広まっていないらしいが、急速に浸透してほしいものである。

2011年4月6日水曜日

村上春樹が創り出すもの

村上春樹の本は1冊しか読んだことがありません。
「海辺のカフカ」という作品。
正直に言って、何が言いたいのか分かりませんでした。
僕の感受性が鈍っているのか、彼とは性格が合わないのか。
 
 
日本では「1Q84」が200万部を突破する、最近では珍しい驚異的な売り上げを見せました。
皆さんの中にも、春樹ファンは多いのではないかと思います。
 
 
作品は海外で翻訳され、世界各国に読者がいます。
日本文学界の中でも、世界で愛されている偉大な作家です。
 
 
彼の作品に描かれるテーマは「都市に生きる若者の苦悩」が多いと言います。
それは現代に生きる私たちが、押し殺してきた感情に似たものなのかもしれません。
 
 
システムが進化した現代社会。
暮らしは便利になっていくけど、人々の心は、知らぬ間にないがしろにされていく。
 
 
システムと人の心のギャップを埋めるものとして、彼は物語の力が非常に有効であると言います。
僕もそれを感じて、創作にのめり込んでいるのですが、世界規模で活動を展開している彼の存在はうらやましい限りです。


彼は以前アメリカに住んでいたようですが、95年の地下鉄サリン事件をきっかけに、日本に戻ります。
日本に対して何かしたい。
文学の力、物語の力を使って、社会に貢献をしようとした、彼の自発的な動きのように見えました。
 
 
彼は現在、ノーベル文学賞に一番近い日本人です。
もし彼が受賞したら、日本にとって、またとない励みになります。
そんなタイミングが近いうちに来るのではないかと思っています。

2011年4月4日月曜日

自由報道協会(仮)

みなさんは自由報道協会(仮)という団体が最近設立されたのをご存知でしょうか。


自由報道協会(仮)HP

自由報道協会(仮)について
私たち「フリーランス・雑誌・ネットメディア有志の会」は、今後、あらゆる人たちの記者会見を主催する新たな団体「自由報道協会」の設立を目指し、設立準備会を立ち上げる事にいたしました。
(自由報道協会(仮)HPより引用)



今までは政府の記者会見や、公式の記者会見には、記者クラブメディアしか入れなかった。
大手新聞社、テレビ局などの限られたメンバーしか取材できなかったのです。



記者クラブ(きしゃクラブ)は、公的機関業界団体などの各組織を継続取材している、おもに大手メディアが構成している任意組織である。英語では「kisha club」ないしは「kisha kurabu」と表記される。 社団法人である日本記者クラブや、日本外国特派員協会などの、大手メディア以外の記者・ジャーナリストも加盟できる「プレスクラブ」とは全く性格を異にするほぼ日本独特のシステムであり、フリーの記者などに対し排他的であるとして近年、多くの批判を浴びている。(Wikipesiaより引用)



現代では、どこにも属さないフリーの記者やジャーナリストがインターネットの発達にも伴って、増えてきました。
そういった人たちは、政府発表などの情報にありつくことが難しかった。
記者会見の会場に、そもそも入れないという状況が続いてきたのです。



日本独特の慣習であり、海外からは日本のメディアはメディアとして認められていないという話も聞きます。
権力の監視を行うのがメディアの役割であるからです。



新聞や、テレビがあるんだから問題はないじゃないかと思われるかもしれません。
しかし、記者クラブを通した情報が、本当かどうかは分からない。
政府と記者クラブとの間で、約束が取り交わされる場合がある。
政府の思い通りに報道しなかったメディアは、記者クラブから出て行けという、無言の圧力のもとで報道をしなければいけない。
そんなことで、権力の監視ができるわけがありません。
いつの間にやら日本の報道が、情報を囲い込んで、単に垂れ流すだけの役割になってきたのだと思います。



そんな中で、自由報道協会(仮)が設立されました。
おそらく海外では当たり前に存在する、誰しもに開かれた記者会見場でしょう。
この団体の設立によって、もっと情報がオープンになっていくことを期待しています。



今までこういった場がなかったことが驚きです。
社会の多様化、国際化が進む中で、情報の数は出来るだけ多い方がいいのです。
誰が正しくて、誰が間違っているといった問題ではなく、情報の数を増やすこと。
度の情報を選んでいくかは、一人ひとりの自由なのです。



これからの、「自由報道協会(仮)」の可能性に期待しています。

2011年4月1日金曜日

8階お願いします…

ギズモードの記事より。
声で操作できるエレベーターがもうすぐ登場するそうですよ!



仕事中のオフィス。
階の移動にエレベータを使う。
流れの中で、後ろの方に乗ってしまう。
自分の行きたい8階のボタンは押されていない。
割り込んでボタンを押すのもアレだし、前の方の人に頼むようなことでもないし…



迷っていたら10階に行ってしまった、みたいなことがなくなっていくかもしれません。
仕事中は、集中を続けたいもの。
余計なストレス要因を、なるべく脳内に入れたくない。
そんな人たちの味方がもうすぐできそうです。