2011年1月24日月曜日

コメ

ふと思った。
すべてコメで解決すればいいのではないかと。
日本の経済の停滞は、まずコメ問題をなんとかするべきではないのかと。


減反、生産調整なんかしないで、とにかく限界までコメを作る。
それを政府が一定の価格で常時買い上げる。
そこには農家への補償の意味も含まれている。
やはり日本の農業の軸はコメであると思うから。


子ども手当も社会保障も、ODAも全部コメでやってみたらいいのではないか。
米が重たいのだったら、引換券でもいい。
コメを拡大して、生活用品引換券でもいい。
とにかく、日本の産業で弱っている部門を、国の社会保障に直結してしまうのである。


「日本政府は現在危機にあえいでいます。だから、当分の間、現物で勘弁してください」
そういうのは通用しないのだろうか。


日本の農業問題も、領土問題も、コメや漁業と深く関わっている。
あやふやにしていた問題が、外的要因によって表に出てきた。
日本とはなにかということを考えることを、曖昧にしてきたことの結果だろう。
他の国に合わせて、自分の国を自分たちだけで考えてこなかったことの結果だろう。
日本という国を改めて考えなおす機会が来ているのだろう。


現在はペットボトルの水より、コメが安いという話をきく。
モノが安くなっていくのは構わないのだが、日本というアイデンティティを保つためにも、価格はある程度維持したほうがいい。


みなさんはどう思うでしょうか。