団塊の世代が、たちが悪いという話は何度か聞いていた。
そして、今それが何となく分かった気がした。
彼らには戦争体験がない。
右肩上がりの国の方針に従って、流れに乗ってやっていただけだから、自分の考えがない。
よって、若い世代に語る言葉を持っていない。
現在ではもういい年になって、様々な分野で既得権確保のために必死になっている。
新たな価値観への対応も遅いから、変化を受け入れるキャパシティも持ち合わせていない。
そして、貯蓄に走って金を使わない。
何故だか分からないが、元気だけはいい。
日本の経済的な発展は、もうそこまで期待していないが、国内でエネルギーが効率よく循環していくことを考えた時に、これだけ弊害になる存在もないのではないかと思う。
もちろん、一人一人を責めているわけではない。
中には柔軟に世の中に対応している人もいる。
しかし、集団としてまとまった時の力は、弊害になる。
時代は変わっていくものだということを、もっと認識して欲しい。