2010年8月6日金曜日

団塊の世代

団塊の世代が、たちが悪いという話は何度か聞いていた。

そして、今それが何となく分かった気がした。

 

彼らには戦争体験がない。

右肩上がりの国の方針に従って、流れに乗ってやっていただけだから、自分の考えがない。

よって、若い世代に語る言葉を持っていない。

 

現在ではもういい年になって、様々な分野で既得権確保のために必死になっている。

新たな価値観への対応も遅いから、変化を受け入れるキャパシティも持ち合わせていない。

そして、貯蓄に走って金を使わない。

何故だか分からないが、元気だけはいい。

 

日本の経済的な発展は、もうそこまで期待していないが、国内でエネルギーが効率よく循環していくことを考えた時に、これだけ弊害になる存在もないのではないかと思う。

 

もちろん、一人一人を責めているわけではない。

中には柔軟に世の中に対応している人もいる。

しかし、集団としてまとまった時の力は、弊害になる。

 

時代は変わっていくものだということを、もっと認識して欲しい。