さまざまな情報があふれる中で、人々はまだ有罪と決まったわけではない事柄に対して感情的になる。
国民感情というわけのわからないものを気にして、判断が鈍ったりする。
要は自分の意見を言えない、人の影響を受けて自分の考えを決めているのである。
メディアの役割は正確な情報を世の中に発信することだ。
この国ではもう、メディアというものは死んでしまったのかもしれない。
客観的事実と、メディアの情報を正確に捕らえながら、冷静な判断をすることがこれからの人間には必要となってくる。
テレビや新聞だけが情報源ではなくなってきたから、これからのメディアの変革には期待できる。
あらゆる分野でのスピードが上がりすぎていて、事柄をしっかりとらえようとする姿勢が失われているのかもしれない。
素早い判断力は必要だが、事柄をゆっくりと考えていくことも大切だ。
そのためにも、様々な意見も持つ人の情報が簡単に手に入るようになった現代は、本当に幸せだ。