2011年5月27日金曜日

節電に関して思うこと

街では、電力の不足に協力する人や企業、施設、団体が節電をしています。
その気持ちは非常によくわかる。効果もある程度はあるのでしょう。
この夏は本当に電力が不足して、大丈夫だと思っていた都市部でもいきなり停電になるかもしれません。


しかし、震災から3ヶ月近くがたって思うことがあります。
極端な節電は、やめにしないかということです。
ちょっとやりすぎではないかと思うのです。


太陽の光が降り注ぐ昼間でも、やっぱり灯りを消した電車の中は暗い。怖い。
商業施設でも、光が当たらないところは暗い。よく見えない。
あまりにも節電を意識しすぎて、気持ちまで暗くなってしまいます。


やっぱり、昼間暗いところには、犯罪がはびこりやすいと思う。
光が当たっていないから、人目につかないから、悪い気持ちになってくる人も多いと思う。


ここは今一度考え方を変えて、また一から立ち直って行くんだから、明るく行こうという流れにならないものか。
とにかく我々人類は、また新たな手段を開発して、電気を作っていくんだという流れにならないものか。


電気を使用することが前提で作られた人工的な構造物。
電車、ビル、街。
太陽の光を取り入れて暮らせるように作られていない以上、やっぱり無理やり電気を消すと、おかしな感じになってきます。
ただでさえ不安が募っている時期であるのに、行き交う人々の不安感を、街の暗さが増長させているように感じるのは僕だけでしょうか。


極端な節電は、もうやめにしないか。
太陽の光でやるのだったら、そういったモノを新しく作っていこうではないか。
そう思います。