2011年7月20日水曜日

楽器のすすめ

GIGAZINEの記事より。
楽器を演奏していると老化が遅くなることが明らかに


楽器を演奏することで、若さが保たれるという話はよく聞く。
実際に僕も楽器を演奏しているが、若さが保たれている実感がある。


指先を動かすという動作が脳に効いている感じもする.
聴覚を極限まで使うという行為が、感覚が鈍感になっていくことを防いでいくれているのだろうと思う。


記事にはこう書かれている。


「音色というのは楽器を演奏する人にとってみれば、いわば画家が扱う絵の具のようなもの。曲を演奏するために正しい音を扱うことで、聴覚や記憶が鋭くなるのだと仮定できます。音楽をたしなむことで、加齢によって起こる、コミュニケーションに必要な能力の低下を食い止めることができるのです」


コミュニケーションの低下が老化と直結していることは間違いない。
肉体が衰え、人との交流が少なくなってくると、人間は一気に老けていく。
いつまでも若々しい人は、何かしらのコミュニケーションの場を自分のなかに持っている。


音楽とは実に不思議な世界だ。


楽器との対話を重ねて、自分の音、人に心地良い音の探究をしていく。
ともに演奏して一つの世界を作り上げるという、他人とのコミュニケーションの場もある。
そして何より、自分の肉体を使って表現するという行為は、自分との真正面からの対話でもある。


様々な局面でのコミュニケーションの世界が、楽器から広がっていく。


僕も一度ギターを捨てて、笛なんかを吹きながら、街を歩いてみたいと思う。