2011年7月22日金曜日

謎が解けた

BLOGOSの記事より。
民主党議員は何を考えているのか


僕は現在の首相の一貫性の無さを見て、リーダーとしての適格性を懸念していた。


そしたら、この記事に出会った。

以下は記事からの引用。
民主党員と記事の著者のやりとり。

民「自分のことは自分が一番よくわかるのですよ。多くの議員は選挙で当選するとか落選するとか考えちゃいないよ」

私「じゃあ、何を考えているんですか。明らかに総選挙は厳しそうですから、避けたいのではないですか」

民「その一歩先を行っているんだよ。彼らは、どうせ、落ちると思っているんだよ。つまり、無職になることを前提に人生プランを立てているんだよ」

私「えっ!つまり、どうせ落選するんだから、出来るだけ長く議員をやっていた方が良いということですか?」

民「その通り。議員の給料は1831万円。これは、税金がかかる。が、文書交通費が1200万円と立法調査費が1000万円。これは税金がかからない。ということは、あと、2年議員をやれば、4000万円とか蓄財ができるんだよ。」

私「それって、ありですか。我々が4000万円も貯めようと思ったら、いったい、いくら稼げば良いのですかね…」

民「ということで、多くの民主党員は蓄財に走っている。議員の秘書が言うから、当たらずとも遠からずだよ。」

私「終わっていますね」

民「国会議員なんて、国民が選ぶわけで、今の国民の代表なんだから、国民も、似たような考えのやつが多いということだよ。」


民主党議員たちは、次の選挙を恐れているのではない。
もう落ちることを計算して、蓄財に走っているというのである。
何たることだろうか。


選挙での当落を計算して、自らの政治理念を曲げているなら多少なりともわからなくもない。
しかし、もう無職になるのを前提で、蓄財のためだけに政治活動を続けている議員がいるのだとしたら、それはもう話にならない。


なんだか、この記事を読んですべて納得がいった。
結局、政治理念や、自らの信念で活動を行っている政治家なんてほとんどいないのだろうということ。
単なる蓄財のための活動であるということ。


だから、他の人からなにか言われて、意見がコロコロ変わる。
すべての行為がメディアに対するパフォーマンスだけのものになっていく。


政治家はサラリーマン的発想ではできない仕事だと思うのだが。
一億、総蓄財に走る時代になったということか。