木村 伊兵衛(きむら いへい[1])、1901年12月12日 - 1974年5月31日)は戦前・戦後を通じて活躍した日本を代表する著名な写真家の一人。 報道・宣伝写真やストリートスナップ、ポートレート、舞台写真などさまざまなジャンルにおいて数多くの傑作を残している。特に同時代を生きた写真家、土門拳とはリアリズム写真において双璧をなす。 (Wikipediaより引用) |
僕は写真については全くの素人だ。
こないだテレビを見ていて、木村伊兵衛の特集をやっていた。
ふと、木村のことが気になった。
前から何となく木村の存在は知っていたが、その特集を見てはっきりとわかった。
木村こそが最高の写真家だと。
木村伊兵衛といえば、「ライカ」だ。
ドイツのカメラ、「ライカ」を使い、日常の一瞬の姿を切り取った。
その特集で木村の撮影時の姿が残されていた。
街の中に繰り出し、突然カメラをすっと構え、前からやってくる人の姿を一瞬にして切り取る。
今やったら盗撮で訴えられそうな勢いだ。
その独特な撮り方ゆえ、撮られた方は気づかないことが多かったという。
撮られた方も気づいていないくらいだから、自ずと自然な表情になる。
木村の魅力は、人の自然な表情を克明に切り取るところにあると言ってもいいだろう。
木村のもう一つの魅力は、女優のポートレイト写真の美しさだ。
恵比寿にある東京都写真美術館。
僕の大好きな場所だ(一回しか行ったことはないが)
そこに木村伊兵衛の作品が展示されているという。
今、改めて、木村の作品をじっくりと見てみたい気持ちが湧き上がってきている。