カンブリア宮殿で非常に興味深い放送の回があった。
「3年たってもふっくらでおいしい奇跡のパンの正体」という放送。
栃木でパン屋を営んでいる社長の話。
備蓄品として、3年もつ缶詰式のパンを開発。
これだけでもすごい。
3年経ったら賞味期限が切れる。
3年たったら無条件に捨てられるパンをどうにか活かすことができないかと考えた社長。
社会貢献とビジネスを結びつける方法を考えついた。
商品の納入先に、2年後に連絡。
あと1年で期限の切れるパンの缶詰を回収し、あたらしいものを通常価格の100円引きでまた売る。
回収したパンは、被災地や貧困地域に送るというもの。
その名も「救缶鳥プロジェクト」
被災地にタダで配っていたらビジネスを続けられなくなる。
ビジネスと社会貢献をうまく結びつけるために考えられた、すばらしいシステムだ。
久々に感心させられる話をテレビで見た。
自分の活動も、もう少し大きな目で見なければと思わされた一日だった。