「ソーシャルブレインズ入門」という本を読みました。
僕自身、人間の脳の働きにはとても興味があって、色々な本を読んで勉強しています。
今までの脳を扱った学問は、一人の人間における、自己へ作用する脳の働きを扱ったものが多かった。
この本で扱われている内容は、他者との関連においての脳の働きにスポットを当てているという点で目新しいものでした。
人間が生涯に使う脳みその割合は全体の数パーセントだなんて言われます。
使われなかった部分は一体何のために存在していたのか。
そして、たった数パーセントの部分を使っただけでも、ものすごい働きをします。
これはもう改めてすごいことではないでしょうか。
他人との関連に関しては、僕は脳みその働きによるテレパシーみたいなものが存在していると思っています。
表情やしぐさ、言葉や言い方から他人の思っていることを読み取るのは当たり前だとして、全く持って何も情報がないところからも人間は他人の思っていることや考えていることが何気なく分かる能力を持っている気がする。
だから生の人間と関わって、伝わってくるものをしっかり体感できれば、いろいろな情報に惑わされることはないような気もするのです。
脳機能についての研究は、まだまだ始まったばかりかもしれないけれど、これからも様々な発見を与えてくれそうな楽しみな分野であります。