2010年7月12日月曜日

体験を買う時代

山登りといえば、一昔前までは子どもを送り出した後の、熟年夫婦のイベントのイメージがありました。

でも最近は若い人の間でも、山登りが流行っているらしいです。

 

アウトドアブームは“単なる流行”ではない。-ダイアモンドオンライン-

 

山登りグッズも若い人向けに様々な商品が出ているみたいで、楽しみな分野です。

 

 

僕の友達でも、20代で山登りを趣味にしている人がいます。

写真を見せてもらいましたが、たしかにそこには普段の生活では得られないような、大きなものを感じている友人の姿が写っていました。

 

 

何もかもが平均化、一般化されていく時代。そして大きな成長が社会に見込めなくなってきた時代。

若い人は物質的な満足よりも、生きていることの確認、より大きなモノを感じる機会に重きを置いているような気がします。

 

これからはモノを売るということではなく、行為、体験をパッケージングして売っていかなければならない。

そのモノに価値があるというより、そのモノを使ってどういった体験ができるのかを売り出していかなければならないような気がしています。