2010年10月15日金曜日

愛国心

僕が小学校、中学校の頃の歴史教育。
何だか振り返ってみると、日本は戦争中悪い事をしたんだということばかり教育されてきた気がする。


そんなことばかり言われてきたら、子どもながらに、日本は悪い国なんじゃないかというイメージがついてしまう。
愛国心なんか育つわけがない。


愛国心に対しては、僕も何だか、持つこと自体が悪い事なんじゃないかと思ってきた。
たとえそれが敗戦国に対する、アメリカの教育方針に則っているとしても、ここらへんで変えていかないといけないのではないだろうか。


要は愛国心とは、プライドの問題なのではないかと思う。
自分の生まれ育った国に対して、プライドを持てるかどうか。


自分の子どもに対して、
「お前はダメだ。悪い事ばっかりして。クズだ」
と年がら年中言い続けていたら、そりゃプライドをズタズタにされた大人になる。
それは将来的な反抗になって帰ってくる。


そうではなくて、悪い事をした事実は認めさせながらも、プライドの部分はしっかりと保ってやらないとダメなのだ。
「それをやってはダメだろう。しかし、君はかけがえのない存在だ」


戦争を行ったという事実。そして、そこに向かった状況を正確に伝えていく。


そして最後に、やっぱり戦わなければならないときがあることを教えなければいけない。
理想と現実があることを教えなければいけない。
愛する人を守るために、あなただったらどうしますかということを、子どもたちに問わなければならない。


様々な局面において、ぼーっと立って見ているだけの人間を育ててはならない。


自分たちが望んでやったにしても、ここまでプライドのない人間が育ってきて、アメリカもさぞかし驚いているに違いない。