2010年10月20日水曜日

民主主義について

民主主義(みんしゅしゅぎ)、または民主政民主制[1](democracy)とは、諸個人の意思の集合をもって物事を決める意思決定の原則・政治体制をいう。(WIKIPEDIAより引用)


日本には民主主義があるかと思っていた。
アメリカばりの、個人主義、民主主義を明治維新あたりで輸入してきたものだと思っていた。


しかしである。
夏目漱石も、福沢諭吉も唱えていた個人主義、そこから派生してくる民主主義は、まだ全然日本に定着していないのだと思った。


何だか悲しくなってしまった。
経済分野で世界各国に肩を並べたからといって、社会システムが最高に達しているわけではなかったのだ。


それはなぜかと言われたら、やはり、日本には下からの体制獲得という出来事がなかったからだろう。


アメリカは、国を愛しているから批判する。場合によっては打倒しようとする。
それが、個人の権利として認められているし、各州の権利として認められている。
そういった、社会の成立状況がある。
だからこその民主主義、個人が集まった結果としての国家なのだ。


日本でも真の民主主義が定着することを願ってやまないが、その確立には相当の時間がかかるだろう。


まずはインターネットで、その芽が出てくることを願ってやまない。
最初は匿名性の掲示板でも構わない。


そのうち、しっかりとした個人の意見を持った人が出てくるだろうから。