2010年12月20日月曜日

第六感

BLOGOSに面白い記事が載っていた。
直感は年齢とともに磨かれる


年齢とともに計算力、記憶力は落ちていくが、総合的な判断力や直感力はあがっていくという。
このパターンは必要ないといった判断が素早く行えるからだろう。
それだけ直感の精度が上がっていくということである。


よく俺は年取ったからダメだという人がいる。
僕は果たして本当にそうだろうかと思う。


これからの時代、衰えていく計算力や記憶力は、全部パソコンにまかせてしまえばいい。
僕自身3日前のことなどはほとんど忘れるようにしている。
そして、出来る限りの情報をパソコンに記録しておく。
出かけた色々な現場で情報が蓄積されている。
それをざっと読んだらいいだけの話である。
計算に関しては、パソコンの様々なソフトを使えばいい。
瞬時にその計算を様々な形に変換してくれる。
視覚的にしてくれるものもあるし、むしろ機械を使って、下手に計算しないほうが時間の節約になる。


物事をうまくすすめるには、経験にもとづく総合的な判断力や直感力のほうが重要であろう。
肉体は衰えているかもしれないが、うまく他の部分で補いながら、判断や直感で勝負すればいいのだ。
長年の経験に基づく直感力の前では、若さは無力になる。


長年の経験を活かせるシステムを作らなければならない。
年を取った人は必要ないとする社会システムを変えていかなければならない。


そして若い人には挑戦の機会を与えていかなければならない。


そのバランスがおかしくなっている。
社会が硬直してしまっている。


あと50年ぐらいしたら、人間と機械のバランスがいい具合になるのかもしれない。
機械をうまく活用した社会が出来上がるかもしれない。
それは本当に暮らしやすい世界だと思う。
今はまだ過渡期なのかな。