2011年6月22日水曜日

ロンブンとバカジカラの統合について

僕は現在ブログを二つやっている。
世の中の事象を学問的なアプローチで切り取る「カジバノロンブン」。
そして、普段の生活の中に、アート、芸術を見出して日々の生活を楽しくしていこうとする「カジバノバカジカラ」。


学問とアートは結びつかないものだと思っていた。
堅苦しい内容が学問で、アートはもっと自由なものだという固定概念があった。


学問であれば、誰かにはっきりと説明できると思っていた。
アートはなかなか人には説明できないものだと思っていた。


だから、二つのブログに分けて書いている。
別人格を使い分けていると言っても過言ではない。
学問は真面目に、そしてアートは不真面目に。


しかし、最近そういった区切りが全く無意味であるような気がしてきた。
確かに、昨日は原発の問題を扱ったと思ったら、今日は写真に一言ふざけた内容を書いている。
そういった人間だと信用がなくなってくる。
原発に関して真面目に意見を書いたのに、写真に一言ふざけた内容を書いたせいで、「なんだこいつはふざけているのか」ととられてしまう。


だから、二つのブログを使い分けている。
僕の中には、ものすごく真面目な人格と、お調子者の人格がいる。
みんなそうだと思うが、人間そう簡単に自分の性格を一つに決められるものではないと思う。


そういった不真面目な部分と、真面目な部分が、自分の中で統合されつつあるように思う。
分裂していたものが、まとまってきたと言ってもいいだろう。
社会の中で幼すぎた人格が、ちょっとだけ成長したような感覚を覚え始めた。


アートと学問を統合させること。
その一歩が見えたような気がしている。