2011年7月8日金曜日

怖いのではなく、悲しいのだ

起ー動線の記事より。
376. 「死ぬのは怖くないが悲しい」


この記事で扱われているのは、今にも不時着しそうな飛行機に乗っていた男性が感じた気持ちについて。


死を覚悟したときに彼が感じたのは、恐怖の先にあるもの。
人生を失ってしまうことに対する悲しみだったというお話。


以下、記事からの引用。


氏のスピーチが教えてくれるのは、人間は死の直前にあっても恐怖という根源的な感情を乗り越えてしまう(場合がある)こと、そしてその先に待っている感情は、人生を手放すことへの悲しみだということです。


確かに最初は恐怖を感じそうです。
飛行機が墜落してしまったら、どうなるのか。
もしかしたら、飛行機がバラバラになって、死んでしまうかもしれない。


そして、一通りの恐怖を乗り越えたときに襲ってくる、後悔のようなもの。
人生というものを二度と味わえなくなってしまうことに対する寂しさ。
わかるような気がします。


この記事で扱われている男性は、子供たちの成長が見れなくなってしまう事を寂しく感じたようです。
そして、記事を書いた人は、自分の仕事と生活に対する考え方を見直したようです。


僕は、この記事を通して、今の人生の味わいをさらに深めようと思いました。


人間はいつかは死ぬ。
最後に感じるものが恐怖ではなく、人生を手放すことへの寂しさだとしたら。
前倒しして、今をもっと楽しんでいかなくちゃ。


ちょっとこの記事は、自分の死生感を変える、素敵な記事でした。