人脈を「作る」のはやめたほうがいい
僕は過去、人脈がない人は人間としてつまらないのではないかと不安になった。
記事では人脈を作ろうと名刺を渡しまくっている人は、むしろ人脈のなさを救ってくださいと言っているようなものだと切り捨てている。
人脈というのは、自然発生的に出来るのであって、「作る」という作業ではないというのが僕の持論である。忙しい人や有能な人というのは、時間も限られているし、既に人脈やネットワーク形成が、ある程度出来上がっている。だからこそ、むやみやたらと新たに拡張しようとは思わないものだ。むしろ、人と会わなければならない機会が多すぎて、1人の時間を欲している人のほうが多いような気さえする。また人から魅力的と思われ、人が近づいてくる人は、大抵の場合慎重である。何をもって成功と捉えるかによるかもしれないが、それなりの資産を持っている人を成功者と呼ぶならば、僕自身、知人が何人かいるが、そのような人は信頼のおける人からの紹介などがない限り、見知らぬ人と接点を持とうとしない。 |
僕は今、数人の心のおけない友人と、弟の存在だけでなんとか頑張っている。
それだけで頑張っている。