2011年11月9日水曜日

曲面の局面

日本経済新聞の記事より。
どこでもディスプレー時代 「曲面」に広がる開発競争


電子ディスプレイが「曲面」の段階に入っているという話題。
記事の最後に出てくる自販機全面ガラスに透けて見える画面もすごいが、やっぱりフニャフニャに曲がるディスプレイが目玉だろう。

ディスプレイを台ににはめ込んだりする必要がない。
どこかに貼るという感覚になってくる。
つまり、後付けが容易だということ。


ディスプレイを設置するという感覚から、貼るという感覚への転換。
この違いは非常に大きい。


今まで活用されてこなかった壁面が世の中にはたくさんあるはずだ。
そこにペタペタと液晶画面を貼っていけばいい。
無味乾燥のコンクリート壁に、突如現れるアマゾンの熱帯雨林。
人々の心がさらに楽しく、刺激的になってくるはずだ。


これによって、IT技術がさらに生活に密着してくることは間違いないだろう。
生活家電の売上が伸び悩んでいることをニュースで見たが、局面液晶パネルとタッグを組めば、まだまだ日本国内での需要拡大は狙えるのではないかと思う。