2011年11月11日金曜日

逆から考える

読書猿Classicの記事より。
迷ったら試してみる→逆向きに解く-問題解決の定石
 
 
問題解決の定番、逆から考えるやり方が書いてある。

問題:われわれが4リットルと9リットルの2つの桶しかもっていないとき、ちょうど6リットルの川の水をくむにはどうすればよいか?
 
 
これは真正面から考えると非常に難しい問題だ。
答えは以下。

(1)まず1リットルの水を測る(9リットルの桶をいっぱいにして、そこから4リットルの桶がいっぱいになるように2回水を汲み出せばいい)。
(2)4リットルの桶に1リットルの水を入れておく。
(3)9リットルの桶を一杯にして、4リットルの桶が一杯になるまで水を汲み出す。
 
 
逆から考えることの大切さ。
①9リットルの桶から3リットルを取ると考える。
②4リットルの桶で3リットル量るためには、4リットルの桶に1リットルの水があらかじめ入っていればよい。
③1リットルの水は、満タンの9リットルの桶から4リットル2回分を汲み出せばよい。
 
 
解き方に戻ってみよう。
(1)まず1リットルの水を測る(9リットルの桶をいっぱいにして、そこから4リットルの桶がいっぱいになるように2回水を汲み出せばいい)。
(2)4リットルの桶に1リットルの水を入れておく。
(3)9リットルの桶を一杯にして、4リットルの桶が一杯になるまで水を汲み出す。
 
 
素晴らしい。
 
 
真っ向からあたっていっても解けない問題がある。
そんな時、逆から考えてみる(答えから考えてみる)とすんなりいく問題がたくさんあるのではないかと思う。
 
 
ちょっと頭がこんがらがりそうになった。
背理法なんてのも思い出した。
 
 
こういう解き方を頭の中で組み立て、何手先の手もも描ける人がいるのだろう。
 
 
将棋の羽生名人を思い出した。