夏目漱石のことばを、現代人の生き方に投影させるとうまくフィットする
本の紹介記事。
夏目漱石の著作の中で、
生き方に関わる言葉を集めた
「漱石「こころ」の言葉」という本があるみたいです。
漱石はただの文学者ではない。
物語の途中に突如現れる、
人生全般を語った時の、哲学者のような鋭い言葉が魅力です。
<下枠は記事から引用>
人間はある目的を以て、生まれたものではなかった。これと反対に、生まれた人間に、はじめて、ある目的ができてくるのであった。(中略)だから人間の目的は、生まれた本人が、本人自身に作ったものでなければならない。(『それから』) |
その研ぎ澄まされた説得力に安心を感じます。
一度読んでみたいと思いました。